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猫が顔を洗うと雨が降るって本当?言い伝えの根拠とは!

猫ちゃんと暮らしている方は、見たことがあると思いますが、顔を洗うように手で顔をこする仕草には理由があった!!

この仕草って、顔がかゆいの~?ってちょっと思ったり、毛づくろいなのか、いずれにせよなんとも可愛い仕草ですね。

今日は猫ちゃんが「顔を洗うと雨が降る」という言い伝えについて見ていきましょう(^^)/

猫が顔を洗う5つ理由

猫ちゃんが顔を洗う理由は様々ありますが、代表的なものをあげてみました!

清潔を保つ

猫ちゃんは清潔なので、身体についた汚れを舐めて落とします。

これが一番代表的かもしれませんね~

ニオイを消したい

野生の猫ちゃんは匂いを消さないと、狩りがしにくくなります、、、

また食事の後も、口の周辺をこすっているのは、食べ物の匂いを消すための本能的な仕草なんですね~

 

体温調節

猫ちゃんって意外なことに足の裏からは汗をかかないんです。

熱い時は自分で体を舐めて、体温を下げようとします。

これとは反対に寒い時は、体をこすることで体を温めようとするよ(^^)/

病気の予防

体を舐めることで、血流が促進され、血行がよくなります。

以外にも唾液には感染予防の効果もあって、体を守っているんだとか( ゚Д゚)

これを猫ちゃんが知っていてやっているのかは、猫ちゃんが人間語をしゃべれるようになったらわかりますね(*’▽’)

「みかんちゃん」(わかる人にはわかる懐かしいアニメ笑)みたいな猫がいたら毎日楽しそう(^^)/

リラックス効果

他の猫ちゃんとケンカしたら、ちょっとストレスが溜まった時は、自分を落ち着かせようとグルーミングを行います。

これを動物行動学的には「転位行動」と呼ばれています。

 

猫ちゃんが顔を洗う代表的なものをご紹介しました!

次は本題の雨についてみていきましょう~

「猫が顔を洗うと雨が降る」は本当?

こんな言葉を聞いたことがあるかもしれないけど、実際のところ本当?って思いますよね!

言い伝え

これは古くから言い伝えられてきており、こんな書物もあります↓↓

明治43年に出版された猫研究書である石田孫太郎氏の「猫」でも、、、

「猫顔を拭ふてその手耳を越せば降雨」
「猫顔を拭ふてその手耳を越さねば晴天」

など書かれています!!

その他も書物にも似たようなことが多く紹介されています。

天気予報なんてなかった昔の人の豆知識だったんでしょうか!!

この真相は、科学的にも証明されていたんです(*^^)v

猫のヒゲはセンサー?

猫ちゃんのヒゲは、湿気を感じるセンサーの役割を果たしているんだって(*’▽’)

以前「猫ちゃんのヒゲは切ってはダメ」という内容を書きましたが、湿気の感知もできるんですね~

人間の髪も湿気でうねることがありますが、猫ちゃんはも一緒だったんだね!!

湿気を感じた時の行動

猫ちゃんは湿気を感じるとヒゲがセンサーの役割で、ヒゲの表面に水分が付着し、重たくなります。

そうなると、ヒゲの「ハリ」が失われます、、、

これに違和感を覚えるためめ、猫ちゃんはヒゲのハリを取り戻すため、顔を擦ってヒゲの手入れをするようになります。

これに気づいた人ってすごいですね~

昔の人は農作が重要だったので、雨に関しての研究もされていたんですね~

このような理由から、猫が顔をこすって洗っているときは、湿気が多く雨が降りそうなお天気だということになったのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

猫ちゃんがヒゲの周辺をこまめにこすったり、舐めたりしていたら、雨が降る可能性が高いことが分かってきています。

急な雨など、もしかしたら天気予報よりも優れているのかもしれません( ゚Д゚)

もうすぐ梅雨の季節になるので、お子さんと一緒に猫ちゃんを観察して、「猫ちゃんの雨日記」なんてのも楽しそうですね(^^)/

そんな研究をしていただければ、是非見せてくださいね(*^^)v

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)

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