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オコジョはペットにできる?生息地や性格と意外な生態について

オコジョってどんな動物なの?

皆さんは「オコジョ」をご存知ですか?

山登りをしていると出会うことができる動物として、とても人気があります

オコジョに会うために山に登る人もいると言われています。

フワフワしていてとてもかわいい動物ですよね。

また、オコジョは絶滅危惧種に指定されています。

それでは、オコジョの生態について詳しく見ていきましょう。

オコジョは季節によって体の色が変わる

オコジョは年に2回、毛が生え変わります。

オコジョの体の色は、夏は茶色・冬は白色になります。

夏には背中や頭が茶色になり、お腹は白く二色になります。

冬になると、ふわふわとした白い毛に覆われ、尻尾の先が黒くなります。

雪の中から顔を出しているオコジョはおなじみですね。

オコジョは見た目はかわいいのに、気性が荒い!

オコジョは、その可愛らしい外見とは異なり、気性の荒い動物である。

動きが速く、肉食でネズミやウサギなどの小動物を捕食します。

自分より大きなウサギや、国の特別天然記念物のライチョウを襲うこともあるそうです。

日本に生息するオコジョについて

日本には2種類のオコジョがいます。
“ホンドオコジョ”と “エゾオコジョ”です。

1つ目はホンドオコジョ 、その詳細と魅力についてお伝えします!

ホンドオコジョとは

ホンドオコジョは、クダギツネやヤマイタチとしても知られています。

年に2回毛が生え変わりますが、尾の先は黒いままです。

高山地帯では「山の妖精」や「山の神の使い」と呼ばれ、その美しく神秘的な姿は多くの人を魅了しています。

ホンドオコジョの生息地について

ホンドオコジョはその名の通り、本州の北東部と中部地方に生息しています。

山岳地帯や高山地帯などの比較的冷涼な場所に生息し、森林や高原などを住処としている。

特に尾瀬や乗鞍岳などでよく見られます。

好奇心旺盛で、個体によっては人への警戒心が薄く、近寄ってくることもある。

ホンドオコジョは長野県では天然記念物です

ホンドオコジョは長野県では、県指定の天然記念物です。

志賀高原ではマスコット的存在で、「志賀高原の妖精」とも呼ばれています。

地元の人でもなかなか見ることができないと言われています。

ホンドオコジョを見られたらラッキーですよね。

エゾオコジョとは

日本に生息するオコジョの別の亜種として、エゾオコジョがいます。

俗称はエゾイタチ。

エゾオコジョの特徴の一つは、ホンドオコジョ よりも大きいことです。

冬眠はせず、1年中活動しています。

エゾオコジョの生息地について

エゾオコジョは、北海道の山間部に生息しています。

以前は平野部にも生息していましたが、乱獲により数が減り、現在は生息していません。

主に単独で生活し、げっ歯類や両生類などの動物や木の実などを食べます。

オコジョはペットとして飼えるの?

オコジョはその愛らしい姿から、ペットとして一緒に暮らしたいと思う人も多いのではないでしょうか。

果たしてそれは実現するのか?

オコジョはペットとして飼うことはできない

とってもかわいいオコジョ 。

ですが残念ながら、ペットとして飼うことはできません。

オコジョの両亜種は準絶滅危惧種に指定されているため、ペットとして飼うことはできません。

また、愛らしい外見とは異なり、気性が荒いため、ペットとしては適していません。

オコジョが絶滅危惧種になった理由は?

オコジョが絶滅危惧種になってしまったのは、乱獲と生活環境の変化が原因です。

毛皮ブームの頃、大量のミンクが輸入され、野生化したミンクによってオコジョの生活環境が変化しました。

餌が十分に取れなくなって個体数が減り、森林伐採なども影響してオコジョが激減しました。

オコジョのぬいぐるみはお土産として大人気

オコジョにはみんなが癒されて、思わず連れて帰りたくなる!?

かわいいオコジョは、ぬいぐるみとしても大人気。

登山のお土産にも最適ですね。

志賀高原観光PRキャラクター おこみん


画像引用元:https://store.line.me/stickershop/product/1006160

志賀高原では、オコジョがイメージマスコットになっています。

観光PRキャラクターの「ゆるキャラ」は、もちろんオコジョです。

その名も「おこみん」!

トレードマークはどんぐり帽子です。

お土産には、ぬいぐるみなどのグッズもありますよ。

立山のお土産としても人気!


画像引用元:https://alpen-route.jp/?pid=132876417

立山のお土産で人気があるのは、オコジョのぬいぐるみです!

サイズは20cmのぬいぐるみから7cmのマグネットタイプまであり、色は白と茶色の2種類。

色は白と茶色の2種類で、2本足で立つ姿がたまらなく可愛いです。

まとめ

いかがでしょうか?

愛くるしい見た目とは裏腹にタフなオコジョ 、ますます興味が湧いてきますよね。

オコジョ は絶滅危惧種でもあります。

もし運良く出会えたら、驚かせずにそっと観察してみてくださいね。

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